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芽吹いたぶどう畑と耳納連山


Q1 ぶどうはどうやって大きくなるの?

ぶどうの樹が一休みする秋から冬。
春はどんどん延びる枝との競争です。


の気配が感じられるようになって、収穫が一段落すると、農家は延びた枝を剪定し、ぶどうの木々は、静かに次の季節を待ちます。春、ぶどうが芽吹きはじめると、その枝とつるがのびてゆく勢いは目を見張るものがあります。ぶどう棚に、枝をバランスよくテープでとめ配置していく作業が「誘引」。枝の勢いと、人の競争のようなこの作業は、ぶどうのシーズンの始まりを告げる田主丸の風物詩です。



花が咲くと一房一房、
花芽のセットをします。


地ものだと4月に咲き始めるぶどうの花は、小さくて白い可憐な姿をしています。この頃、ぶどう畑にはミツバチの羽音が響きます。ぶどうの房はこのままだと実がつきすぎ、房がとんでもなく長くなるので、一房一房、肩のところと先端を切り落とす、「花芽のセット」を行います。この作業をして初めて、熟れた時に、あのぶどうのかたちになるのです。一日上を向いた、根気のいる作業。ぶどうの栽培には、決して機械化できないていねいな手作業の部分が数多くあります。



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  • 花芽のセットの風景

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ぶどうの赤ちゃん

ようやく一人前のかたちになった
ぶどうの赤ちゃん。


5月、花芽のセットを終える頃、ミツバチなどの働きによって受粉して実がつき、ぶどうらしくなってきます。この時期の萌えるような若葉色の小さな房は、まるでぶどうの赤ちゃんのようです。この間には、枝の伸び具合や、一房あたりの葉の枚数などをチェックしながら、大粒で甘いぶどうを育てるための作業が日々続きます。



玉ぐけをしてかたちを整え
一房一房に袋がけ。


6月、ぶどうの玉が太ってくると、混み合っているところの実を落として整えていく「玉ぐけ」という作業をします。これが終わると、袋がけ。一房一房、白い紙の袋で覆っていきます。一反(10アール)あたり、8000~1万房ほどありますから、それはそれは大変な作業です。袋の中で静かに成長することによって、雨風にも痛まず、ブルーム(熟れた果物の表面にふく白い粉状のもの)に包まれた、美しいぶどうができあがるのです。



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  • 玉ぐけと袋がけの風景

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田主丸の巨峰

色づいた美味しいぶどうが、
ぶどう狩りのみなさんを待っています。


朝夕の温度差によって、ぶどうは袋の中で黒く色づき、その甘さを増していきます。茎にハサミを入れ、ずしりと重いその一房を手にした瞬間は、本当にうれしいもの。一房一房に手がかかっているので、そのお客さんのよろこぶ顔を見た時のぶどう農家の感激もまたひとしおです。ぶどう狩りにいらしたら、ぜひ、美味しいぶどうの見分け方を尋ねてみてください。園それぞれの、おもしろいお話が聞けることでしょう。茎が青々としているもぎたての新鮮なぶどう。一度食べると忘れられない味ですよ。






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  • 地元の水縄小学校のみんな
  • 花芽のセットから袋がけまで体験し、
  • 育てた巨峰です

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黒系の巨峰、赤系の赤嶺、
白系のロザリオビアンコ


Q2 巨峰の他にも種類があるのですか?

田主丸には歴史ある巨峰のほかに
珍しい品種を育てている園もあります。


昭和33年に開植した後、苦心の末に栽培に成功した田主丸の「巨峰」。ぶどう農家は、この歴史あるぶどうの王様「巨峰」を大切に育て続けています。一方で、その長い歴史の中で培われた技術と経験を生かし、さまざまな品種の栽培に取り組む園も多くなりました。



種類は大きくわけて「黒系、白系、赤系。」
それぞれの美味しさがあります。


ぶどうの種類は大きくわけて、巨峰に代表される黒系、ロザリオビアンコやマスカットなどの白系、鮮やかなワイン色をした安芸クイーンや甲斐路のような赤系に分けられます。いずれも、豊かな香りと甘さがあり、巨峰とはまた違った風味です。園の中にはそこだけでしか手に入らないオリジナルの品種を持つ園もあります。



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  • 白系のぶどう

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園の個性あふれた産地直送便

園オリジナルの組み合わせの
産地直送便が人気です。


赤系、白系のぶどう狩りも楽しめる園もあり、いずれの園も試食が可能です。品種によっては、色づき味がのる時期もちがいますので、それぞれの園に足を運んで、ぜひお気に入りの品種を探してみてください。黒、白、赤系を組み合わせたオリジナルの産地直送便が人気の園もあります。




詳しくは「各園の特徴で探す」へ